2021. 6/5(土) 東京ガーデンシアター
【疎外】
2021.6.5(土) 東京ガーデンシアター
01. DOZING GREEN (acoustic ver)
02. 絶縁体
03. 空谷の跫音
04. 人間を被る
05. Devote My Life
06. CLEVER SLEAZOID (日本語)
07. DIFFERENT SENSE
08. 赫
09. Ranunculus
10. 谿壑の欲
11. The World of Mercy
12. 朧
13. かすみ
EN
01. Followers
02. OBSCURE
03. 落ちた事のある空
04. Sustain the Untruth
05. 激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
2020年2月8日に参戦したフランス・パリ公演以来、1年4ヶ月ぶりの有観客ライヴ。
コ◯ナ禍という事で前日とかまで遠征を悩んでたけど、行って本当に良かった。
『明日死ぬかもしれないから悔いのないように生きたい』という、自分の生き方。
この情勢下の遠征において、仕事を自由に(マジで自由に)休めるというのが本当にデカい…。
遠征終わって帰ってからしばらく休める=人と関わらなくて済むから。
今回の遠征は、人との接触を極力抑えるため、移動は全部タクシー。
飛行機代も合わせたら交通費5万円くらいかかったと思う(笑)。
(復路の航空券はマイル使ってタダにしたから、これでも安い方)
滞在中泊まらせてくれた彼には感謝です。
地元にファミマがないので、彼宅の近くのファミマでようやくチケット発券。
時間まで彼宅で適当に過ごしてました。
ついでにこの日のワシ。
どうでもいい話だけど、今回の遠征の荷物が爆音のトートバッグ一個だけで。
彼宅に着いたとき「荷物は?」「これだけだよ」「えっ!?」というやり取りがあって面白かった(笑)。
五日間?六日間?くらいパリ行った時も荷物少なすぎて、空港の税関の人に「お荷物それだけですか?(≒取り忘れてませんか?)」って聞かれたの思い出した(笑)。
参考画像↓
今回の遠征の荷物全部
話は戻りまして、時間的に開場後、タクシーで会場に到着。
誰にも会うことなく(ちょっと寂しい…)、そそくさと入場受付。
事前に発行しておいた入場許可証と、身分証明のパスポートを提示(ファイルの中がフランス行った時のままだったから、謎にパスポートを使った笑)。
コ◯ナ対策の一環で、チケットのもぎりは自分でやるシステム。
お土産席のグッズを受け取って、自分の座席へ。
この日はバルコニー1Eの8列目、位置的にはとしやの直線上かな。
全体見やすかったです。
当然ながら一席空けの間隔。
ライヴ中は声出しは禁止だけど、拳を上げたりヘドバンしたりその場で立ったり(一部座席を除く)はOKでした。
ステージは『DIR EN GREY 疎外』と書かれた黒い幕で覆われている。
その幕の裾を、スタッフさん数人が押さえてる。
…なるほど、幕の中で先にメンバーがスタンバイしてるって事かしら。
予想通り、客電が落ちて幕が上がると、ステージにはメンバー5人の姿が。
京くんくすんだピンク髪に、白い大きいシルエットのシャツに、黒いシュッとしたパンツ。
薫さん黒髪オールバック。
だいさん赤…赤っ!!赤すぎない!?血液よりも鮮やかな(笑)真っ赤なスーツ上下。髪はローランド。
としやは落ちた事のある空の衣装。
しんやは白いお洋服にピンクっぽい前下がりショート。
お立ち台の下には、朧MVのママの裂けた大きなお腹。
【DOZING GREEN (acoustic ver)】
あーーーーーーーー(泣)
メンバー5人の姿にも泣けるし、イントロ始まって楽器の音が耳に響く事にも泣けるし、京くん歌い出しても泣けるし、、。
パリ以来ずっと有観客のライヴが出来なくて、今日やっとライヴが出来て、この場所に帰ってこれて、この光景を再び目にした事。
ライヴがなくてめちゃくちゃ落ちた時期があったり、それでも頑張って生きてきた日々を思ったり、いっぱい悩んでこの日を迎えたりした事。
本当に色々な思いがブワーッて溢れてきて涙と嗚咽が止まらなかった。
肩を震わせて泣いた。
涙流れてるのにマフラータオル持ってきてなかったから、SERAPHのミニタオルを鞄から出した…笑
【絶縁体】
絶縁体をやる度に「来年も聞こえる それはどんな叫び?」のこと書いちゃうけど、
去年はパリで聴いて一昨年のこと思ってたなーとか、
今日の自分はあの日の来年の姿なんだなーとか、
そのあとの「笑えた人生?それも貴方次第」が今の情勢も相まって深く突き刺さったりとか、色々考えさせられた。
【空谷の跫音】
泣いてしまってダメだーーコムローーーイ!!!
序盤から確実に泣かせに来てるよな!?
分かってるよ分かってる!!
まんまと手のひらで踊らされてるよ!!
【人間を被る】
ああーーー攻めますね!!
いきなり攻めてきますね!!!
最初の方でとしやが耳に手を当てて声を聞くやつやってて、なのに声を出せないもどかしさでウルッとしてしまった。
あといつも客席がコーラスするところ、としやが全部頑張ってて、心の中でめちゃくちゃ応援した。
【Devote My Life】
なぜかパリを思い出す。
客席もみくちゃで大声出してわちゃわちゃして…
あんなライヴがまた出来るようになるのはいつだろう、って。
そんな事を思いつつ頭を振る。
大丈夫、1年4ヶ月ぶりでも鈍ってない!
【CLEVER SLEAZOID (日本語)】
わーわー!!
落ちた事のある空に収録された、日本語ver。
初めてライヴで聴けて(当たり前)、もう最高にカッコ良すぎてテンションブチ上がった、、。
「怖いくらい〜」の客席の、本来ならコーラスするところの、あのタイミングバッチリの拳がめちゃくちゃ嬉しい。
『お前らこの場所に戻って来たか!!オラもだ!!』という気持ちになった。
【DIFFERENT SENSE】
ヒョー!!頭!!振りまーす!!!!
空港向かう時に車で聴いてて、『ディファレントは今日はやらないよなー』なんて思ってたから、めっちゃ嬉しかった。
としや、のど、だいじに
【赫】
真っ赤なライトで、赫。
もう、だいさんが、赤すぎてヤバい。
上手だけ異次元?というレベルで真っ赤っか。
この曲からの京くんの変貌が怖かった。
お立ち台にマイク投げ付けたり、お立ち台に崩れ落ちてそのまま歌ったり。
たまにハウリングが気になって、別の意味でもハラハラした…(小声)
【Ranunculus】
歌声というより、叫び声。
怖くて痛くて苦しい。
ここで久々のINWARD SCREAM。
【谿壑の欲】
歌詞変えちょいちょい。
客席声出せないから、「血溜まりの中 目を覚まし」のあとの歓声もなくて、
怖くて重たい独特の空気が続きすぎて息が詰まりそうだった。
ラストは「そして次にお前はこう叫ぶ」「早く死ねェェェェ!!!!」
【The World of Mercy】
白く点滅するライトが目を直撃して、視界が割と常にチカチカしてた(苦笑)。
あとから知ったけど、そのライトの点滅中に京くん血糊を仕込んでたらしい。
コンタクトの度数上げていつもより視界クリアだったけど、さすがにそこまでは見えなかった…。
スクリーンの映像は途中から完全版(?)に。
映像も見たいけどステージも見たいという葛藤。
映像の最後は京くんが頭を撃ち抜かれて、血がブシャッと広がって。
【朧】
待ってた…ライヴで生で聴けるの、待ってた。
MVのように赤いレーザーがステージを照らす。
「私を許して、ごめん」
苦しくて、悲しくて。
力強い音と痛々しい声。
これがDIR EN GREYなんだよなぁ、と改めて。
しんやのドラムがめっちゃ良かったなぁ。
スクリーンの映像はMVだったけど、朧ママと京くんだけだったかな…?
【かすみ】
イントロ始まった瞬間、朧→かすみの流れに鳥肌立った。
京くんインタビューでかすみの事チラッと言ってたけど、まさかこの流れを生で体験出来るとは…。
スクリーンには切り絵で作った物語のような映像。
儚くて切なくて綺麗だったな、、
ここで本編終了。
はけるメンバーを拍手で見送る客席。
アンコールは手拍子で。
声を出すアンコールと同様、だんだん早くなっていったけど、途中からゆっくりテンポに。
普段とやり方は違えど変わらぬ一体感が嬉しい。
ステージに再びメンバーが登場すると、てんでバラバラの大喝采でお出迎え(笑)。
京くんがお立ち台にマイクをガリッてやって、静まる客席。
【Followers】
わーーーん。泣いちゃう。
生きる事が許され、受け入れてくれる場所があると思わせてくれる曲。
ラストでSAVEの左手を掲げる京くん。
しっかりとжитьの右手を上げて応える。
あの瞬間の空気、本当に大好き。
【OBSCURE】
マージーでーーーー!!!!!!
イントロ始まった瞬間、めちゃくちゃ小声のほぼ息みたいな感じで「ぇっ」って声出ちゃった…息を呑んだと言った方が適切か…。
もうバチクソテンションブチ上がって頭が無事に吹っ飛んでいきました。
ガーデンシアターのバルコニー、結構な急勾配だったから、ヘドバン中に落ちなくて良かった(笑)
【落ちた事のある空】
やっと生で聴けて上がるー!!!!
超絶カッコいい!!!
終盤の「この時代に〜」のところを、「この時代に!生まれた!お前たち!」に変えて叫んでくれて、ブワッて涙溢れた。
なんて言うか、『一人じゃないんだ』と思えて。
いつもどんな時も何があっても、救ってくれるのはDIR EN GREYだし、これからもそうなんだと思う。
だてに人生の半分以上虜やってませんし!笑
【Sustain the Untruth】
いぇーーい!!歪な君!!
しかし叫べないもどかしさ、、。
その分届くように、想いを込めて精一杯拳を上げる。
想いを込めすぎて、下手したら生き霊飛んでたかも知れない。あの距離で。
私でなくても誰か一人くらいは飛ばしてたかも知れない。あの距離で。
京くんあっち行ったりこっち行ったり、ステップ踏んだり楽しそう。
そしてラスト煽り。全方位へ。5回くらい。
本当にいつも通りの煽り。
声ではなく全力の拍手で応える。
【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】
ラスト激しさー!!!!うわぁぁぁ!!!!
最初に京くん「生きてんのかぁ!!!」って煽ってくれて、めちゃくちゃ気持ちが昂ぶった。
反射的にピョンピョンしちゃった。
頭が行方不明。
スクリーンが縦に五分割されてメンバーが映ってたんだけど、
しんやの枠にとしやがチラチラ乱入してて、本人やベースヘッドが常にしんやのドラム前にいて、
しんやのカメラマンが必死にしんやからピントずれないように頑張ってたのが笑ってしまったww
京くんはいつも通りサビを歌わせようとしてきて、でもこちら側は声出せないから、
その自分のもどかしさと、恐らく向こうも感じてるであろう悔しさに、涙。
だけどあの瞬間は、今日イチ会場が一つになれてた気がした。
客席の心の声が聞こえた気がした。
ラストの『ジャーーン!!』で客席大喝采。
京くんは一番最初にはけていった。
薫さんはしっかりと客席を見渡して。
だいさんは手をあげて。
しんやはスマートに去っていき(笑)。
としやがお立ち台に登るのが『いつも通り』すぎて、またしても涙…。
そして全員がはけたあと、スクリーンに映像が…
秋ツアー発表!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!
ツアータイトルは『DESPERATE』。
やけくそって意味じゃなかったっけ…?と思ったら合ってた(笑)。
9月のチッタから日程が映し出されていく。
自分10/17が誕生日だから、『10/16 10/17 なんばHatch』が出た瞬間、地元が来た人ばりの超絶大拍手になってしまった、、。
まぁ今まで地元に来た事はないし、田舎すぎて今後も一生来ないんだけど(笑)。
参戦予定は、情勢や、一階も全部指定席にしてくれるのかなどを見てから、よく考えて決めたいと思います。
最後まで無事に開催されますように。
帰りはコ◯ナ対策の一環で、規制退場。
ブロックごとに順番に退場するんだけど、バルコニーE、なんとトップバッターだった(笑)。
指示に従ってそそくさと会場をあとにする。
駅までは歩いて、駅にいたタクシーを拾って帰りました。
コ◯ナ禍の遠征は本当に迷ったし、やっぱり悪い事してるんじゃないか…って後ろめたい気持ちもあって人にも相談出来なくて、
結局最後まで一人で悩んだけど、勇気を出して行って、たくさんの元気を貰えて本当に良かったです。
仕事は自由に(マジで自由に)出勤決められるので、地元に帰ってからは一定期間休んで、
生活に必要な物は通販で置き配にするなどして、人と接触しないように過ごそうと思います(今その最中です)。
もしこの『仕事は自由に出勤決められる』ってのが無かったら、遠征諦めてただろうな…。
自由で稼ぎも十分ある今の環境に感謝…。
↓今回のフライヤー(と、彼がくれた椿さんのクリアファイル…とても役立ちました…笑)
↓お土産席のグッズ(不織布バッグ、ポートレート(6枚入り)、パーカー)
次は秋ツアーで会いましょう。
お疲れ様でした!